長崎県で6時間に250ミリ超える史上1位の大雨 午後は山陰で線状降水帯発生の恐れ
長崎県は6時間で250ミリ超え 平年9月の1.5倍の記録的大雨
午前10時までの1時間雨量の日最大値は、広島県大竹市79.0ミリ(07:06まで)と観測史上1位の記録的な大雨となりました。熊本県上天草市(松島)(07:01まで)と長崎県南島原市(口之津)(05:57まで)でも77.5ミリと、ともに9月1位の値を更新しました。
長崎県南島原市(口之津)では、たった6時間で257.5ミリ(08:10まで)と、平年9月の1.5倍の雨がザッと降りました。
九州の大雨のピークは過ぎましたが、昼前まで局地的に1時間に50ミリ以上の滝のような雨が降るおそれがあるため、引き続き、大雨災害に厳重な警戒が必要です。また、雨がおさまった後、時間差で土砂災害や川の増水、低い土地の浸水が発生する事があるため、むやみに家の裏山や近所の川には近づかないようにしましょう。
午後は中国地方で線状降水帯発生のおそれ
九州南部や四国、近畿、東海、北陸、関東甲信も昼頃から雨や雷雨で、局地的に非常に激しく降りそうです。東北は夜から激しく降る所があるでしょう。大気の状態が非常に不安定なため、落雷や竜巻などの突風にも警戒が必要です。
