空気カラカラ東京は20日間で雨量0.5ミリと平年1パーセント 火災予防ポイントは
太平洋側で空気カラカラ
昨日6日(土)までの前20日間の雨量は、東京都心で0.5ミリ(平年比1%)、名古屋8.0%(平年比16%)、大阪12.5ミリ(平年比27%)、福岡10.0ミリ(平年比17%)、大分0.0ミリ(平年比0%)など、空気のカラカラ状態が続いています。
この後も北日本は度々低気圧や寒気の影響で雨や雪が降りますが、東日本や西日本では太平洋側を中心に晴れて空気の乾燥した状態が続く見込みです。
広くまとまった雨は14日(日)までなし
なお、この低気圧が通過後は、一段強い寒気が南下する可能性があります。日本海の海面水温が高く水蒸気が多いため、強い寒気が南下するとドカ雪となるおそれがあるため注意が必要です。
空気が乾燥 火事を防ぐには
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
空気が乾燥 山火事にも注意
① キャンプなど、屋外で火を使う場合は、消火用の水などを準備し、その場を離れないようにしましょう。火を使った後は、確実に消火するのを忘れないでください。
② 空気が乾燥している日や、強い風が吹いている日は、焚火をするのはやめましょう。枯葉や枯草のある場所は、周囲に火が燃え広がるおそれがありますので、焚火をするのは絶対にやめてください。
③ たばこは指定された場所で、喫煙してください。喫煙が済んだたばこは火をしっかり消して、吸い殻の投げ捨てはやめましょう。できる限り、携帯用灰皿を使うのが、おすすめです。
④ 火遊びも、山火事を引き起こすことがあります。ほんの小さな火が、思わぬ山火事につながるおそれがありますので、火遊びは絶対にやめましょう。
