12日(金)は強烈寒気が南下 北日本はドカ雪や吹雪に警戒 東京は日中も一桁の気温
前回(12月4日)より強い寒気襲来
今月4日(木)頃は、西日本回りで強い寒気が流れ込み中国・四国~関東甲信で初雪ラッシュとなり、山沿いでは24時間に50センチ前後の雪が降りましたが、今回12日(金)の寒気はこの時より更に強い予想です。
北海道・稚内の上空5000メートル付近でマイナス43℃以下と、平年より8℃前後低く、今月4日(稚内でマイナス41.3℃)の寒気より更に強い寒気が北海道に南下する予想です。また、地上で雪が降る目安の上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気は、関東付近まで南下するでしょう。こちらも今月4日より強まりそうで、12月としては数年に一度レベルの寒気が予想されています。
日本海の海面水温が高い ドカ雪に注意
また、冬型が強まるため、北日本や北陸では最大瞬間風速20メートル以上の暴風が吹き荒れ、雪を伴い暴風雪になるおそれがあります。大雪や猛吹雪に警戒が必要です。強い風によって、揺れの強かった青森県の太平洋側の地域でも雪や吹雪になることがありそうです。
全国的に厳しい寒さ 青森は今季初の真冬日 東京も日中一桁か
13日(土)の最低気温は、東京都心3℃、名古屋1℃の予想。最高気温は東京都心で8℃と、今シーズン初の一桁の気温となりそうです。大きな地震があった青森・八戸では12日(金)の最低気温がマイナス4℃、最高気温もマイナス1℃と、今シーズン初の真冬日(最高気温が0℃未満)となる見込みです。
今後の情報に注意し、大雪と寒さへの備えをお願いします。
