この時期のくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の痒みなどの症状 「秋も花粉症」にご用心
ブタクサ・ヨモギの花粉 スギより小さい 吸い込み注意
朝晩を中心に過ごしやすい日が徐々に増え、空気も乾燥してくるこの時期、花粉が飛散しやすくなり、突然発症するケースもありそうです。ブタクサ(直径18μ)やヨモギ(直径22~25μ)の花粉は、春のスギ花粉(直径30~35μ)よりも粒子が小さいため、吸い込むと気管支まで入り込みやすい事例もあるようです。更に、足元から上に飛散するため、小さなお子さんの方が大人より影響を受け易いとされる報告もあります。
対策方法は春と同様 吸い込まないようにしましょう
春の花粉症の症状と同じように、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目・鼻・口の中・のどのかゆみ等の症状がある方は、ブタクサの花粉症かもしれません。
このような症状がでやすい方は、花粉を吸い込まないようにしっかり対策しましょう。春のスギ花粉のように山から広範にわたり飛散することはありませんので、近づかないことで予防ができそうです。それでも、気になる方は、春の花粉症対策と同様にマスクを着用する、帰宅時には衣服に着いた花粉を払い落とす、うがいや手洗いをするなどの対策も効果的とされています。
また、一般的な注意事項としては、規則正しい生活習慣を身につけ、疲れを翌日に持ち越さないこと、風邪をひかないことなども、症状を緩和させる効果があるようです。
