関東は街も色づき17日まで紅葉狩り日和 18~19日は冬の寒さでダウンコート必須
市街地も色づき始めている所も 服装選びに注意
写真は、昨年(2024年12月2日)の明治神宮外苑の街路樹です。今年2025年の市街地の街路樹も色づき始めています。朝も冷え込みが強まる日があり、紅葉が少しずつ進むでしょう。
晴れる日の日中は、青空と紅葉のコントラストを楽しむことができそうです。ただ、標高の高い所では昼間でも空気はヒンヤリしているため、暖かい服装でお出かけください。また、市街地も日が傾くとグッと冷えてくるため、厚手のコートが必要です。
紅く染まる葉の条件
夏の間はクロロフィルという緑色の色素がたくさん作られるため、葉は緑色をしていますが、秋から冬にかけては、クロロフィルが減って徐々にアントシアニンという赤い色素の割合が増えてくることで、葉が紅く染まっていきます。
アントシアニンの割合が増えるには適度な寒さが必要で、この適度な寒さが最低気温8℃以下です。最低気温が10℃を下回らず暖かいとクロロフィルが分解されないため、きれいに紅くならず、逆に最低気温が0℃以下になるなど寒すぎると、葉は黒くなってしまいます。
また、1日の寒暖差が大きいとクロロフィルの分解が良く進み、葉の中でアントシアニンの純度が高くなるため、葉はよりきれいに紅く色づきます。
18日(火)頃 今季一番の寒気 平野部は12月並みの寒さ
18日(火)と19日(水)は関東の平野部は晴れますが、風の収束により急に雨雲が発生し、にわか雨の可能性もあります。最高気温は15℃に届かず、東京都心は12月並み。北よりの風が強まって、体感温度を下げるでしょう。ダウンジャケットやマフラーが必要です。
また、空気が乾燥してくるため、体調管理や火の取り扱いには、くれぐれもご注意ください。
