40℃に達するような危険な暑さまだ続く 来週半ば頃から雨で酷暑は収まる
今日2日も記録的な暑さ 全国で4日連続で40℃以上
国内のどこかで40℃以上の酷暑日となるのは今日2日で4日連続となりました。国内で4日連続で最高気温40℃以上が観測されたのは、2013年(8月10日~13日)以来で最長タイ記録となりました。
※「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
6日(水)頃にかけて危険な暑さが続く
最高気温は3日(日)も京都市で39℃と40℃に迫る暑さとなりそうです。5日(火)は前橋市で41℃、熊谷市で40℃と酷暑日となるでしょう。東京都心は37℃と今年一番の暑さとなりそうです。6日(水)も関東甲信で37℃前後と体温並みの暑さとなるでしょう。
熱中症に厳重な警戒が必要です。
7日(木)以降は猛暑は収まる
最高気温は関東甲信から九州では32℃前後の所が多くなる見込みです。猛烈な暑さは収まりますが、湿気が多く、蒸し暑いでしょう。引き続き熱中症にご注意ください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
