11月の降水量は東京で5年ぶりの少なさ 12月も太平洋側は雨が少ない 火災に注意
11月の降水量 関東や東海、九州で平年より少ない
【11月1日~11月29日までの降水量】
・熊谷市:6.0ミリ(11月の平年値は53.5ミリ)
このまま11月の月降水量が10.0ミリ未満になると、2020年以来5年ぶり
・東京都心:17.0ミリ(11月の平年値は96.3ミリ)
このまま11月の月降水量が20.0ミリ未満になると、2020年以来5年ぶり
・甲府市:6.5ミリ(11月の平年値は 52.7ミリ)
このまま11月の月降水量が10.0ミリ未満になると、2020年以来5年ぶり
・静岡市:18.5ミリ(11月の平年値は134.2ミリ)
このまま11月の月降水量が20.0ミリ未満になると、2007年以来18年ぶり
・浜松市:10.0ミリ(11月の平年値は112.6ミリ)
このまま 11月の月降水量が10.0ミリになると、11月最少を更新
・大分市:7.5ミリ(11月の平年値は72.9ミリ)
このまま 11月の月降水量が10.0ミリ未満になると、1988年以来37年ぶり
このように関東や東海、九州では降水量がかなり少なくなっている所があります。
12月も太平洋側では降水量が少ない
一方で、太平洋側は晴れる日が多く、特に東日本と西日本の太平洋側では降水量は平年より少ない見込みです。空気が乾燥しやすい日が多いでしょう。火が燃え広がりやすい条件が続くため、火の取り扱いには十分ご注意ください。インフルエンザも流行期に入っていますので、人ごみに出る際はマスクを心がけるなどしっかり対策を行うと良さそうです。
空気が乾燥 火事を防ぐには
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
