28日午前を中心に北海道~北陸で道路への気象影響リスク大 29日は雪どけ進む
北海道~北陸は28日午前を中心に影響リスク大
東北の日本海側や北陸は28日(日)の朝まで雪や雨が降るでしょう。午前中ほど道路への影響リスクが高くなっています。冬用タイヤやチェーンの装着に加え、スコップや砂などの冬用装備を車に積んでおいてください。29日(月)から30日(火)は雨の降る所が多いでしょう。積雪の残る所では路面がぬかるみそうです。31日(水)は東北の日本海側や北陸の山沿いを中心に雪が降る見込みで、路面状況の変化に注意が必要です。
関東甲信や東海では山地を中心に28日(日)の朝まで雪の降る所があるでしょう。31日(水)頃も山地で雪の降る所がありそうです。荒天は予想されていませんが、峠越えの車は積雪や路面の凍結に注意が必要です。
近畿~九州 強烈な寒気の南下はない見込み
道路ごとの影響については、[道路の気象影響予測:https://tenki.jp/road/]]も参考になさってください。(気象予測に基づく影響予測ですので、実際の規制状況は道路管理者等の発表をご確認ください。)
路面の凍結 特に注意すべき所は
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
