14日もゲリラ豪雨の恐れ 滝のような雨は年々増加 注意点やチェックすべき情報とは
今日14日も大気の状態が不安定 ゲリラ豪雨に注意
今日14日も大気の不安定な状態が続き、午後1時現在、東北南部から中国、四国の所々で雨雲や雷雲が発達しています。東北南部から東海を中心に発雷確率が高くなっており、夜にかけて、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。アンダーパスなど低い道路の冠水や落雷、突風、ひょうに注意が必要です。
大気の状態が不安定になるのはどんな時?
大気の状態が不安定になる、つまり地上付近と上空の温度差が大きくなる原因には、以下のようなものがあります。
①上空に寒気が流れ込む、②下層(地上付近)に暖かく湿った空気が流れ込む、③日射の影響で地上付近の気温が上昇する場合です。
例えば、①は上空を寒気を伴った気圧の谷が通過する時、②は台風が近づいているときや梅雨前線・秋雨前線付近、夏の太平洋高気圧の縁辺などがこれに該当します。③は夏のよく晴れた暑い日に、強い日差しで地上付近が暖められた時がそうです。
こうした条件が組み合わさることで、大気の状態が不安定になるのです。
滝のような雨は年々増えている
最近10年間(2016~2025年)の平均年間発生回数(約340回)は、統計期間の最初の10年間(1976~1985年)の平均年間発生回数(約226回)と比べて、およそ1.5倍に増加しています。
アメダスの観測期間は約50年程度と比較的短いことから、地球温暖化との関連性をより確実に評価するためには今後のさらなるデータの蓄積が必要ですが、この変化には地球温暖化が影響している可能性があります。温暖化による気温の上昇や大気中の水蒸気量の増加が強雨が増える理由の一つとして考えられます。
今年は夏にかけて気温は平年より高くなる見通しです。これから夏にかけて、ゲリラ豪雨や強雨に注意が必要です。
「大気の状態が不安定」と聞いた時の注意点
こうした際には、以下の気象情報をこまめにチェックするようにしましょう。
<大気の状態が不安定な時にチェックすべき気象情報>
・雷注意報
・竜巻注意情報
・気象レーダー(雨雲レーダー)
・雷ナウキャスト(雷レーダー)
・竜巻発生確度ナウキャスト
さらに、気象情報とあわせて、実際の空のようすや変化にも注意を払いましょう。天気急変の前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
<天気急変の前兆>
・真っ黒な雲が近づいてきた、急に空が暗くなった
・雷の音が聞こえてきた、稲妻が見えた
・急に冷たい風が吹いてきた
また、川の近くにいる場合、水かさが増えたり濁ったりしたときには、上流ですでに天気の急変が起こっていて被害が発生する可能性があるため、すぐに川から離れましょう。
このような前兆に気づいたら、すぐに安全な所へ避難して、身の安全を確保してください。
<天気急変の前兆に気づいたら>
・ゲリラ豪雨の場合は、激しい雨によって増水や浸水の可能性があるため、河川などの水辺や地下、アンダーパスには近づかない
・雷の音や稲妻に気づいたら、開けた平らな場所や軒下、高い木の下から離れ、頑丈な建物や自動車、避難小屋などへ避難する
・ひょうやあられが降ってきた場合は、家の中では雨戸やシャッター、カーテンを閉めて窓から離れる
ゲリラ豪雨、落雷、竜巻、降ひょうへの対策は、防災情報特集ページ「知る防災」でも詳しくご紹介しています。ぜひあわせてチェックして、いざというときのための備えをなさってください。

