明後日8日の未明から明け方にかけては日本で約3年ぶりの皆既月食 気になる天気は?
約3年ぶりに日本で皆既月食
明日7日(日)の夕方から昇った満月が、翌8日(月)の未明1時27分から欠け始めます。月が地球の影に隠れる皆既は2時30分から3時53分までと約1時間30分楽しめます。そのあとは再び月が見え始め、部分食の終わりは4時57分となります。月食ですが、月が完全に肉眼から見えなくなるわけではなく、赤銅色に輝く月となります。月の高度は地域によって違いますが(南の地域ほど月の高度は高い)、見える時刻は一緒になります。
(参考:国立天文台)
気になる天気は?
気温は西日本から東日本では25℃以上の所が多く、外で観測を予定されている方は、暑さ対策は行ってください。観測に夢中になり、水分を取ることを忘れがちになります。定期的に水分を取るように心がけてください。北日本の地域や標高の高い所では20℃を下回る所があり、これらの地域では羽織る物があると良さそうです。
月食とは?
月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶとき(月が満月時)におこります。ただ、満月時に毎回、月食が起こるわけではありません。太陽の通り道に対して月の通り道が傾いているため、北側や南側にそれることが多く、今回の月食は日本では約3年ぶりとなります。
