今日19日の東京都心は昨日から気温約10℃ダウン 21日日曜日は再び35℃に迫る
東京都心は昨日18日より10℃近く気温ダウン
昼間に入っても、雲に覆われ日差しが少ないため、気温の上がり方は緩やかです。午前11時の気温が、東京都心22.9℃、横浜23.5℃、千葉24.5℃、さいたま22.5℃、宇都宮23.5℃、前橋21.7℃、水戸25.2℃でした。昨日18日(木)の同じ時間は、東京都心32.4℃、横浜30.8℃、千葉31.2℃、さいたま31.5℃、宇都宮31.1℃、前橋34.3℃、水戸32.7℃でした。東京都心では10℃近く、前橋では13℃くらい昨日18日より気温が低く、各地で気温の変化が大きくなっています。このあとも気温はあまり上がらず、昼間でも羽織る物があった方がよいでしょう。
明日20日も涼しいけど、明後日21日は35℃迫る
明後日21日(日)は、北日本を通過する低気圧から延びる前線が本州付近を南下し、この前線に向かって真夏並みの暑い空気が流れ込む見通しです。そのため猛烈な暑さが戻ってくるでしょう。最高気温は東京都心で34℃と猛暑日に迫る予想です。もし35℃以上になると統計開始以来、最も遅い猛暑日となります。(現在の最も遅い猛暑日記録は2024年9月18日)。そのほかの関東地方も30℃を超える所が多く、南部を中心に33℃前後まで上がるでしょう。今日、明日と涼しくなった所に、厳しい残暑が戻り、気温の大きな変化によって体調を崩す可能性もあります。また、お出かけを予定されている方もいると思います。こまめな水分や休憩を取り、室内ではエアコンを使用して、暑さ対策をしっかりしてお過ごしください。
熱中症を引き起こす条件
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。
