北海道では初めて「線状降水帯発生」記録的な大雨 雨が弱まっても土砂災害に警戒
北海道として初の線状降水帯発生
今日21日(日)午前3時10分には釧路地方と十勝地方で、「線状降水帯」が発生したとして、「顕著な大雨に関する情報」が気象庁より発表されました。2021年6月より運用開始されてから北海道で「線状降水帯の発生」が発表されるのは初めてとなります。
この大雨により、3時間降水で釧路市音別二俣では121.0ミリ、白糠町で108.5ミリの雨が降り、それぞれ統計開始以来最も多い雨量を観測しています。線状降水帯発生の発表はありませんでしたが、胆振地方の厚真町でも140.0ミリ、むかわ町117.5ミリとこちらも、統計開始以来1位の雨量を観測しています。
雨が弱まっても土砂災害に警戒
雨が弱まった所や止んだ所でも油断は禁物です。これまでの大雨によって地盤が緩んでいる所や川が増水している所があります。これまで、雨が止んだあとにも土砂災害や河川の増水や氾濫が起こったこともあります。お住いの地域の情報をしっかり確認し、災害のリスクが高い所には近づかないようにしてください。
