明日31日~11月1日は関東~北海道で警報級の大雨 爆弾低気圧で大荒れの恐れ
明日31日からは秋の嵐
低気圧に近い太平洋側を中心に大雨となるでしょう。低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態も不安定になる予想です。局地的に非常に激しい雨や雷雨となりそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒が必要です。
また、低気圧が急速に発達し、北日本に近づくころにピークを迎える見込みです。台風並みに発達するため暴風や高波にも警戒が必要です。非常に強い風によって車の運転が困難になったり、屋根から瓦が飛んだり、ビニールハウスなどに被害が起きるかもしれません。海上では大しけになる所もあるため、特に漁業関係者は警戒が必要です。
予想される雨量・風・波は?
【雨の予想】
11月1日18時までに予想される24時間降水量は多い所で
北海道 100ミリ
東北 100ミリ
関東甲信 100ミリ
【風の予想】
11月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道 25メートル (35メートル)
東北 25メートル (35メートル)
【波の予想】
11月1日に予想される波の高さ
北海道 6メートル
東北 6メートル
大雨が発生 とるべき対応は
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。
