今日28日の夜は「きぼう」が日本の上空を通過 明日も西日本を中心に見えるチャンス
今夜は「きぼう」が日本の上空を通過
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
今夜18時20分頃から見え始め、日本海から東北付近を通過します。そのため北海道から九州の広い範囲で見ることができます。北海道では南西の方向に、東北から九州にかけては北から東の方向に見ることが出来ます。
上の図は、「きぼう」が見え始める時刻と、最大仰角(最接近)時の方角です。
札幌、秋田、仙台は「◎」、東京、金沢は「〇」と北日本から東日本では条件が良いので、「きぼう」を見つけるチャンスです。大阪、広島、福岡も「△」と見ることができそうです。ただ、「きぼう」が高度が低い所を進むため、空が開けた所で見るようにしましょう。
気になる天気は?
「きぼう」の通過する夜は、厳しい寒さとなります。外の観測の際は、寒さ対策をしっかりして楽しんでください。
明日29日の夜は西日本を中心に見えるチャンス
きぼうが見える条件
国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つです。
① 晴れていること
ISSは雲より高い宇宙空間を飛んでいるので、曇っていると地上からは見えません。
② 自分の上空をISSが通過すること
ISSは同じ軌道を回っていますが、地球が自転によって回転しているため、ISSが通過する位置は変化しています。自分の上空付近をISSが通過するタイミングで見ることができます。
③ 自分のいる場所は夜で、ISSが昼であること
ISSは自分で光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝きます。ISSが地上から見えるためには、ISSには太陽の光が当たっており、地上は夜となっていなければいけません。上の図のように、ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされています。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たります。日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜ですが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見ることができます。
