28日は東海~九州で雨が強まる より暑さ厳しく熱帯夜が急増 7月は東北で大雨か
27日(木)~7月3日(水) 大雨のおそれも 蒸し暑さアップ
29日(土)になると次第に雨のやむ所が多いですが、30日(日)からは梅雨前線が北日本付近に北上し、北陸や東北、北海道で雨が降りやすくなるでしょう。7月1日(月)頃は大雨となるおそれもあります。
今週末以降は気温がさらに高くなり、日中は厳しい暑さとなるでしょう。特に30日(日)は北海道も含めた広い範囲で30℃以上の真夏日が予想されます。
また、夜間はより寝苦しくなります。最低気温が25℃以上の地点は、30日(日)は九州から近畿で急増して、1日(月)からは関東や北陸でも一気に増えます。大阪や東京都心など連日、熱帯夜となる所も出てきそうです。
厳しい暑さや寝苦しさが長く続きますので、熱中症にならないよう、栄養や睡眠をしっかりとるようにしてください。
4日(木)~9日(火) 北陸や東北はまとまった雨に 大雨への備えを
この期間も九州から東海はうだるような暑さで、寝苦しい夜が続きます。関東から東北も体にこたえる蒸し暑さが続くでしょう。
夜間の熱中症対策
① 寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。
② エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。
大雨の備え
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。
