東北2週間天気 15日は北部で雪強まる 17日は猛ふぶきの恐れ 来週は寒さ続く
【前半】15日(金)は東北北部で雪強まる 17日(日)は猛ふぶきや大しけの恐れ
雨や雪は16日(土)の朝にはやむ所がほとんどで、年末の大掃除もまずまず捗りそうです。ただ、夕方以降に再び降り出す雨を境に、強い寒気が流れ込むでしょう。
17日(日)は冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に雪が降りそうです。18日(月)にかけて、山形県や福島県会津の山沿いなどで積雪が急増しそうです。風も強く、日本海側の海上を中心に大荒れや大しけとなる恐れがあります。猛ふぶきによる交通機関への影響に注意・警戒が必要です。寒さも厳しく、18日(月)は青森市や秋田市で今季初の真冬日となりそうです。万全な寒さ対策も欠かせません。
19日(火)には雪や風のピークを越えますが、真冬の寒さは続くでしょう。
20日(水)頃は低気圧の進路次第で、太平洋側も含めて雪や雨が強まる可能性があります。
【後半】日に日に増える積雪に注意 厳しい寒さも続く
21日(木)から22日(金)は冬型の気圧配置が強まり、日本海側を中心に雪の量が多くなるでしょう。風も強まり、ふぶく所もありそうです。積雪の急増や交通への影響、車の運転には引き続きご注意ください。
23日(土)以降も、東北北部や日本海側では断続的に雪が降るでしょう。厳しい寒さで積もった雪が溶けにくく、山沿いを中心に積雪が日に日に増えそうです。除雪作業中の事故などにも十分な注意が必要です。
東北南部は仙台を中心に晴れる日が多いものの、雪雲が流れ込む日もありそうです。日差しはあっても空気は冷たく、真冬のコートが手放せないでしょう。
まだ先の予報で、雪や風が強まるタイミングが変わる可能性があります。この先も最新の気象情報はこまめにご確認ください。
雪や寒さへの備えを
① 融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。
② 電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。
③ 停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。
④ 低温で水道が凍結するおそれもあります。水道の凍結対策や飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておきましょう。
グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認し、積雪に備えるようにしてください。
