16日、気象庁が発表した情報によりますと、大気中の主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素)の濃度は引き続き増加しており、特に、二酸化炭素の年増加量は観測史上最大となりました。
二酸化炭素の年増加量は観測史上最大
気象庁が世界気象機関(WMO)の要請に基づき運営するWMO温室効果ガス世界資料センター(World Data Centre for Greenhouse Gases: WDCGG)において、2024年までの大気中における世界の温室効果ガス濃度を解析しました。
解析の結果、主要な温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素)の濃度は引き続き増加しており、2024年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新したことがわかりました。特に、二酸化炭素濃度は前年からの増加量が観測史上最大となりました。
WMOによりますと、2023年春から2024年春に発生したエルニーニョ現象による高温と乾燥により、生態系による炭素吸収量が減少したことと、干ばつによる大規模火災により大気中への二酸化炭素の排出量が増加したことが要因とされています。