4月初めの夜空に注目 西の低い空にマップス彗星見られるか 観測の難易度は高い
今日から4月がスタート。あいにく雨の日も多いですが、晴れれば4月初めの夜空に注目です。マップス彗星(C/2026 A1; MAPS)が0等級前後まで明るくなり、珍しい光景が見られるかもしれません。観測の難易度は高いですが、観測する際のポイントをまとめました。
4月初め マップス彗星が見られるか
今日から4月がスタートします。あいにく雨の降る日も多いですが、4月初めの夜空には珍しい光景が見られるかもしれません。
4月初めはマップス彗星(C/2026 A1; MAPS)が夕方の西のかなり低い空に0等前後で見られる可能性があります。
4月2日から3日ごろにはマイナス等級にまで明るくなる可能性があり、4日から5日頃に太陽に最も近づく「近日点」を通過すると言われています。
ただ、太陽に近づいた際に彗星が崩壊してしまう可能性が高いとみられます。彗星の本体が崩壊してしまった場合は、急速に減光していくものの、尾だけが見える可能性もあります。また、崩壊せずに彗星が無事に残った場合は、5日夕方から再び見える可能性があります。
※マップス彗星とは2026年1月に、地球近傍天体を捜索するマップス(MAPS)プロジェクトで発見された彗星です。太陽の至近距離まで近づく公転軌道を持つ「サングレーザー」と呼ばれるタイプの彗星の一群で「クロイツ群」に属するものです。クロイツ群の彗星には「池谷・関彗星(C/1965 S1)」や「ラブジョイ彗星(C/2011 W3)」など大彗星になったものもあり、今回のマップス彗星も注目されています。
観測の難易度は高め 観測のポイントは?
観測のポイントです。
予測どおりに彗星が明るくなったとしても、日の入り時の高度は5度未満となり、日の入り30分後には3度未満ときわめて低い位置となります。観察は非常に難しいといえるでしょう。
観測を試みる際は、見晴らしの良い場所を探してみてください。
金星の位置が見当をつける際の目印になります。
なお、この先も前線や低気圧の通過で小刻みに雨の降るタイミングがあります。今日1日夜は北海道は晴れる見込みですが、東北から九州、沖縄にかけて曇りや雨でしょう。
明日2日夜は関東から西の地域で晴れる見込みです。3日夜は西から雲が広がりますが、関東から北は晴れるでしょう。