近畿は明日11日の雨のあと15日にかけて気温上昇 なだれやスギ花粉の飛散に注意
近畿では、明日11日はややまとまった量の雨が降り、記録的な少雨となっている地域では、恵みの雨となりそうです。一方で、明日11日の雨とその後の気温上昇により、積雪の多い地域では雪解けが進む見込みで、なだれや落雪に注意が必要です。また、今週後半は春先の暖かさとなり、スギ花粉が飛散開始となる可能性があります。
明日11日の近畿は恵みの雨 その後は気温上向く
明日11日(建国記念の日)は、前線を伴った低気圧が紀伊半島付近を通過し、近畿では、雪ではなく、雨が降る見込みです。朝まで広い範囲で雨となり、激しい雨や雷雨になる所があるでしょう。ややまとまった量の降水となるため、記録的な少雨となっている地域では、恵みの雨となりそうです。一方で、積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。
12日(木)の近畿は、高気圧に覆われて、天気が回復する所が多いでしょう。それほど強くはないものの、一時的に寒気が流れ込むため、北部では雨が降る所がある見込みです。13日(金)は、北部を含め、近畿全般に晴れるでしょう。14日(土)も晴れますが、高気圧の中心が東へ遠ざかり、次第に雲が多くなる見込みです。
15日(日)頃は、日本付近を気圧の谷が通過するため、近畿では雨の降る所があるでしょう。16日(月)は次第に天気が持ち直し、17日(火)は晴れる所が多くなる見込みです。
明日11日の雨のあとは、一時的に冷たい空気が流れ込みますが、その後は15日(日)にかけて暖かい空気が流れ込むでしょう。15日(日)にかけて日中の気温がジワジワ上昇し、大阪の最高気温は、14日(土)は15℃、15日(日)は16℃まで上がる予想です。今週後半は、各地で春先の暖かさとなるでしょう。
この先は高温傾向 なだれや落雪に注意
昨日9日、気象庁が今年初めてとなる「高温に関する早期天候情報」を発表しました。近畿では、向こう2週間程度、寒気の影響を受けにくく、暖かい空気が流れ込む時期がある見込みです。そのため気温が高く、15日(日)頃からはかなり高くなるでしょう。農作物の管理に注意してください。
また、近畿では、これまでの大雪で、北部を中心に積雪の多くなっている所があります。今日10日午前11時現在の積雪の深さは、京丹後市峰山(京都)で46センチ、香美町兎和野高原(兵庫)で139センチ、豊岡市(兵庫)で55センチとなっています。積雪の多い地域では、明日11日の雨と、その後の気温上昇により、なだれが一層、起こりやすい状態となる見込みです。急な雪解けによるなだれや屋根からの落雪に注意してください。
気温上昇 近畿で花粉飛散開始か
この時季、気温の上昇で心配なのが、スギ花粉の飛散です。近畿では、わずかに花粉の飛んでいる所があるものの、未だ本格的な飛散開始となっている所はありません。しかし、今週、気温が上向くことで花が開き、飛散開始となる可能性があります。雨上がりや暖かくなる日は、特に注意が必要です。
近畿では、大阪など多くの所で2月中旬にスギ花粉の飛散開始となる予想で、遅い所でも2月下旬には飛散開始となるでしょう。症状の出やすい方は、本格的なシーズンに突入する前から、早めに対策を始めておくと効果的です。
なお、今年のシーズン中の花粉の飛散量は、大阪府・兵庫県・京都府では例年と同じくらい、滋賀県・奈良県・和歌山県では例年よりやや多い予想です。近畿のスギ花粉のピークは3月上旬から中旬、ヒノキ花粉のピークは4月上旬となる見通しです。