関東　あす10日は晴れて広く夏日　11日は雷雨の可能性　週後半から傘と長袖の出番(気象予報士石榑　亜紀子 2023年05月09日)

関東　あす10日は晴れて広く夏日　11日は雷雨の可能性　週後半から傘と長袖の出番

日本気象協会本社

石榑　亜紀子

公開：2023年05月09日17:58

関東　あす10日は晴れて広く夏日　11日は雷雨の可能性　週後半から傘と長袖の出番

あす10日も晴天が続き、日中は25℃前後まで上がり、汗ばむ陽気に。ただ、安定した晴天はいったんあす10日まで。11日は雷雨の可能性があり、週末も雨が降りやすくなるでしょう。この先は雨の降る日が増え、最高気温が20℃くらいにとどまり、雨具と長袖の出番多く。

ポイント解説へ

あす10日(水)　安定した晴天続く　広く夏日
あさって11日(木)　雷雨の可能性
土日は曇りや雨ですっきりせず　雨具が必要
あす10日(水)は夏日も　その後暑さ落ち着く

あす10日(水)　安定した晴天続く　広く夏日

きょう9日(火)は、関東地方は広く高気圧に覆われて、朝からよく晴れました。
最高気温は、きのう8日(月)より2℃以上高くなった所が多く、東京都心は4℃高い20.6℃、千葉市では6℃高い20.9℃など過ごしやすい陽気になりました。

あす10日(水)も、安定した晴天が続く見込みです。日中の最高気温はきょうよりさらに高く、広い範囲で25℃以上の夏日になるでしょう。昼間は汗ばむ陽気になりますが、朝晩はヒンヤリしますので、長袖の羽織るものが必要になりそうです。

あさって11日(木)　雷雨の可能性

安定した晴天は、いったんあす10日(水)までとなるでしょう。
あさって11日(木)は、関東の上空に強い寒気が流れ込んで、影響を受ける見込みです。
午前中は晴れますが、午後は気温が上昇するにつれて、雨雲が発達しやすくなります。

関東の内陸部ほど発雷確率が高く、急に雨がザっと降ったり、雷が鳴ることがあるでしょう。急な強い雨や落雷や突風など天気の急変にご注意ください。

土日は曇りや雨ですっきりせず　雨具が必要

先週末は、関東もまとまった雨となりましたが、この土日もまた雨が降りやすい見通しです。
13日(土)から14日(日)にかけて、関東地方は断続的に雨が降るでしょう。

今の所、7日(日)から8日(月)に降ったほどの大雨になることはなさそうですが、日中は時折雨が強く降る時間もありそうです。土日ともに外出には雨具があると良いでしょう。まだ雨が強まる時間など予報にはブレがありますので、最新の情報をご確認ください。

あす10日(水)は夏日も　その後暑さ落ち着く

上図は、東京都心のこの先の気温変化です。

あす10日(水)は最高気温が25℃近くまで上がり、きょうに比べてぐんと気温が上昇します。昼間は涼しい服装を心がけるなど、急な暑さにご注意ください。ただ、朝晩と日中の気温差は10℃以上もありますので、脱ぎ着しやすい上着や羽織るものが一枚あると良さそうです。

11日(木)は暑さが落ちつき、その後も最高気温は20℃前後にとどまります。4月下旬頃の気温が続き、長袖の出番が増える見込みです。気温の変化が大きい季節、服装選びに気を付けてお過ごしください。