道内では1月は寒さが続く 2月は平年並み、3月と4月は平年より気温が高くなりそう
北海道内では1月は寒い日が多くなりそうです。雪も強まりやすく、寒さや局地的な大雪に注意が必要です。その後は、今日20日(火)に発表された最新の3か月予報によると、2月は気温が平年並みに戻る見込みです。しかし、3月から4月は平年より高い気温となる可能性が高くなっています。冬の終わりは順調な雪解けが期待できますが、雪が残っているうちの急な大雨には注意が必要です。
1月はこの先も寒さが続く 最高気温も「大寒」の平年を下回る
本日20日(火)頃から、日本上空には数年に一度といわれる寒気が入りはじめています。日本を含む中緯度帯に流れ込む寒気は、上空のジェット気流の蛇行などに影響されるため、平常であれば寒気のあとには暖気が入るというような波を打つような流れ込み方をするため、一時的なものとなりやすくなっています。しかし、今回は寒気に覆われる日が長期化する可能性が高くなっています。
この影響で、道内では最高気温が上がりにくく、平年としても年間で最も寒い時期ではありますが、その平年値を下回る気温までしか上がらない日が続きそうです。少なくともこの先一週間は日中でも厳しい寒さとなる日が続くでしょう。万全の寒さ対策が必要です。
また、上空に寒気が居座り、冬型の気圧配置となる日も多くなるため、日本海側を中心に雪が降りやすくなります。上空の寒気が強いほど雪雲の発達が強まるため、大雪となる可能性も高まります。札幌市中心部付近でも路肩の雪山がかなり大きくなっている所が見受けられます。大雪による交通障害にも注意して下さい。
2月 平年並みの寒さに 低気圧の発達には注意
本日20日(火)、札幌管区気象台から最新の3か月予報が発表されました。
2月は平年と同様に、日本海側では曇りや雪の日が多いでしょう。オホーツク海側や太平洋側では晴れの日が多くなる見込みです。
2月は平年並みの、波を打つような寒気の入り方に戻る予想です。寒気は入っても一時的で、その後には暖気が流れ込むというような、冬型の気圧配置が長続きしづらい傾向に変わるでしょう。
なお、寒気と暖気が交互に入る影響で、低気圧の発達する可能性は高くなります。発達した低気圧が北海道付近を通過すると、暴風雪となったり、局地的には記録的な大雪となる恐れがあり、太平洋側やオホーツク海側での大雪の可能性も高くなります。また、暖かくなったあとに寒くなると積雪の多い所ではツルツル路面となりやすいため、大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害、スリップ事故、転倒事故などに十分注意して下さい。万が一車が立ち往生してしまったら、一酸化炭素中毒の恐れがあるため、マフラーの出口の状況はしっかりと確認しましょう。
2月は道内では雪や氷のイベントが多く開催される時期でもあります。慣れない雪道では慌てず急がずゆっくりと歩くようにして下さい。
3月と4月 寒気が弱く、雪解けは順調に 雪解けを伴う急な大雨に注意・警戒
3月は平年と同様に、日本海側では曇りや雪または雨の日が多いでしょう。オホーツク海側と太平洋側では晴れの日が多い見込みです。4月は、全道的に天気は数日の周期で変わるでしょう。太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みです。気温は3月、4月ともに平年より高いでしょう。
日本付近で上空の偏西風がやや北よりに流れるでしょう。このため、北海道付近には暖かい空気が流れ込みやすく、気温も高くなる見込みです。道内は本格的な春に向かって雪解けが進む時期でもありますが、その雪解けは今シーズンも順調に進みそうです。
暖かい空気が流れ込む影響で降るものが雪ではなく雨となることも多くなるでしょう。雪崩や土砂災害の可能性のほか、まだ雪が残っている状態で雨が強まった場合、雪解けが一気に進んで降った雨水とともに流れ込みます。河川の水かさが増したり、雪の塊が流れることで詰まったり、道路でも路面状況が悪化したり大きな水たまりができたり、最悪の場合は低い土地の浸水の恐れもあります。日々の天気や、危険な場所の確認もしておくとよさそうです。