きょう11日(火)午前9時、台風5号は日本海で温帯低気圧に変わりましたが、九州北部は高気圧周辺の高温多湿な空気が流れ込むため、局地的に滝のような雨が降り、大雨になるおそれがあります。土砂災害などに警戒して下さい。
九州 大気不安定 局地的に滝のような雨
きのう九州に荒れた天気をもたらした台風5号は、きょう11日(火)午前9時に日本海で温帯低気圧に変わりました。
ただ、九州は日本海にある低気圧や前線に向かって、高気圧の周辺部の高温多湿な空気が流れ込むため、大気の状態が不安定です。特に、九州北部を中心に雨雲が発達しやすく、局地的に滝のような非常に激しい雨や、バケツをひっくり返したような激しい雨が降り、多い所で150ミリと大雨になるおそれがあります。
九州北部はまるで梅雨が戻ったような雨の降り方になりますので、土砂災害に警戒して下さい。川の増水や浸水にも注意が必要です。
また、海上や沿岸はまだ台風からのうねりが残り、波が高い所がありますので、船舶は強風や高波にご注意下さい。