西高東低の冬型の気圧配置になり、日本の上空に寒気が流れ込んでくると、日本海側では雪が降ることが多くなります。一方「南岸低気圧」は、冬の時季には時として関東など本州の太平洋側に雪をもたらします。2年前の2016年11月24日には、関東の南岸に低気圧が進み、上空には1月上旬並みの強い寒気が流れ込んだことから、東京都心など関東地方の各地で初雪、積雪が観測されました。東京都心で11月に積雪が観測されたのは54年ぶりのことでした。また2014年2月の8日と14日から15日にかけての2度にわたって関東に大雪をもたらしたのも、この南岸低気圧でした。南岸低気圧による関東の降雪は、気温や低気圧の中心が通過する位置のわずかな差によって、降るか降らないか、大雪になるかならないかが変わってくるため、非常に予測が難しいものです。あす28日(水)からあさって29日(木)にかけても、平野部で雪になることはない見込みです。ただ「万が一」に備えることはとても重要です。これからの季節は「南岸低気圧」の動きに注意しましょう。
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