北海道の冬も終わりへ 向こう1か月は気温が高く雪は少ない 落雪や路面状態に注意を
今日(12日)発表になった最新の1か月予報によると、向こう1か月の北海道は気温が平年と比べて高い予想となっています。特に2月後半の気温がかなり高くなり、その影響で日本海側での雪の量は平年より少ない見込みです。季節が一気に進み、雪解けが加速するでしょう。冬の終わりは見えてきましたが、急な雪解けにより、屋根からの落雪やなだれ、路面状態の変化などには、いつも以上に注意が必要になりそうです。
1週目(2月14日~2月20日) 週末は広く雨 落雪やなだれに注意
今日12日、札幌管区気象台は最新の1か月予報を発表しました。
それによると、向こう1か月の北海道は、低気圧が北海道周辺を通過する際、南からの暖かい空気を持ち上げる影響で、平年と比べて寒気が入りづらくなる見込みです。平均気温は各地域で平年より高い予想で、日本海側では天気の崩れる日が多いものの、雪の量は平年より少なくなりそうです。
今週末にも低気圧が近づく影響で気温が上がり、道央や道南を中心に広く雨が予想されています。季節が少しずつ春へ向かいつつあることを感じられそうですが、まだ積雪は多く残っている時期であるため、屋根からの落雪や山間部でのなだれなどの危険度が高くなります。また、路面状態も変わりやすく、泥はねなども起こりやすくなるため、車を運転する際は十分に注意するようにして下さい。
2週目(2月21日~2月27日) 気温の上下で危険なツルツル路面が発生か
2週目も各地で平年よりかなり高めの気温が予想されています。
この時期に気温が上がるのは低気圧の接近に伴う暖かい空気の流入が主な要因ですが、低気圧の通過後は一時的に寒気が入ることも多くなります。雨やみぞれが降った後に冷え込みが強まったり、雪が多く残る地域では日中はプラスの気温で雪が解け、それが夜間に凍結することを繰り返すことで、スケートリンクの様にツルツルの危険な路面となる恐れがあります。
北海道では、2月中は平年より気温が高くなったとしても、朝晩は0度を下回ることがほとんど。2月としては史上4番目に気温が高くなった昨年2025年の札幌でも、最低気温がプラスとなった日はなく、2月は毎日氷点下の冷え込みとなりました。この冬は、12月に札幌で転倒事故が多発し、過去10年で最多の搬送者数を記録しましたが、冬の終わりのこの時期は再び路面状態の変化に対する細心の注意が必要になります。
3~4週目(2月28日~3月13日) 雪解け進む 道南や道東は広く積雪がなくなりそう
3週目から4週目は、各地とも気温はほぼ平年並みの予想となっています。しかし、3月に入れば、道北やオホーツク海側でも平年の最高気温はプラスに転じる頃で、平年通りの気温の上がり方でも雪解けは順調に進んでいきます。
平年の根雪(長期積雪)の終日は、道南の室蘭で3月7日、函館で3月10日、道東の釧路で3月11日、帯広で3月24日となっています。平年でも3月前半には沿岸の積雪はなくなりますが、道南や道東では今日12日午後3時現在でも全般に平年より積雪が少なくなっており、今後の高めの気温も手伝って、平年より早くに根雪終日を迎える所が多くなりそうです。