落ち葉を拾っていると、これは何の葉っぱかな?と知りたくなりますね。
スマホ検索も便利ですが、読書の秋はパラパラめくれる落ち葉の本などいかがでしょうか。美しい写真や絵を眺めてさがすことができ、名前はもちろん、落ち葉を愛でる楽しみも教えてもらえますよ。興味のある方は、下記のおすすめもぜひ参考になさってくださいね。
<紅葉散歩におすすめの本>
『落ち葉の呼び名事典』亀田龍吉/写真と文(世界文化社) 散歩で見かける落ち葉の名前と、名前の由来が楽しくわかる本です。紅葉と黄葉の落ち葉が、美しいキリヌキ写真で紹介されています。実際の落ち葉って、同じ木なのに赤や黄色が混じっていたり虫食いがあったりと、変化に富んでいますよね。この図鑑は、落ち葉のいろいろな状態が載っているのでさがしやすく、持ち歩きにも便利なサイズです。眺めるだけでも楽しいので、プレゼントにもおすすめです。
『拾って楽しむ紅葉と落ち葉』平野隆久/写真・片桐啓子/文(山と渓谷社) 秋を彩るさまざまな種類の落ち葉や木の実が紹介されている本です。誌面を彩る落ち葉たちの、ワイルドな佇まい! さまざまに染まり、破れたり穴だらけだったりと、とても個性的です。1枚1枚眺めていると、まるで自然の中をお散歩しているような気分が味わえるのでは? さらに紅葉のしくみや、持ち帰ってからの楽しみかたなど、大人が秋の自然を味わうヒントがいっぱいです。
『落ち葉』平山和子/文と絵・平山英三/構成と写真(福音館書店) 長野県の黒姫山の麓で、落ち葉ばかりを、原寸大で描きつづけている絵描きさんの本です。克明、精緻に描かれた落ち葉の絵を見ていると、落ち葉の美しさ、形のおもしろさにあらためて気づかされます。文字をまだ読めないこどもにも伝わる、落ち葉への深い愛情! 大人の心は静まり癒されるのではないでしょうか。絵を描くのが好きな方は、ぜひ手にとってみてください。