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ゴルフは息が切れるようなスポーツではありませんが、ダイエットにはおすすめのスポーツです。ゴルフによるダイエットをおすすめしたい理由を解説します。

■理由1. ラウンドすることが有酸素運動だから
ゴルフは息を切らしてするようなスポーツではありませんが、ウォーキングやジョギングと同じような有酸素運動です。有酸素運動は体脂肪を燃焼する効果があるため、ダイエットには欠かせない運動になります。ゴルフのラウンドは、「スイングして移動」を2時間程度繰り返す運動です。無酸素運動のような激しさがないので、年齢を問わずゴルフをするだけで脂肪燃焼効果が得られます。

■理由2. 消費カロリーが高い
ゴルフは他の球技のように激しく動かないので、あまりカロリーを消費していないように感じるかもしれません。しかし、ゴルフのスイングを1回するだけで1kcal前後消費するといわれます。打ちっぱなしで練習しても、100球打てば100kcal消費する計算です。ラウンドならこれに加えて移動もするので、その分カロリーを消費します。
なお、他の運動で100kcalを消費しようとすると、以下のような時間がかかります。

ウォーキング（速め）：25分
アクアビクス：30分
サイクリング：30分
ジョギング：20分
ストレッチ：50分

ゴルフで100球打つのは時間がかかりますが、動き続けているわけではないので他の運動と比べると疲れづらいのがメリットです。そのため、ゴルフは比較的効率よくカロリーを消費できるスポーツと言えるでしょう。

■理由3. 二の腕が引き締まる
二の腕は脂肪がつきやすく、一度ついてしまったら落ちにくい箇所です。意識して使わないと二の腕の筋肉はあまり使われないため、何かしらの運動や筋トレをしなければ二の腕は引き締まりません。
ゴルフはスイングをする際に、腕を高く上げます。これは二の腕を引き締める上腕三頭筋という筋肉を使う動作です。しかも腕を上げるときにゴルフクラブを持っているので、適度に負荷がかかります。ラウンドでも打ちっぱなしでもスイングをするたびに上腕三頭筋を鍛えられるので、プレーしているうちにほっそりとした二の腕を手に入れられるでしょう。

■理由4. お腹周りのトレーニングになる
ゴルフはスイングをするときに上半身をひねります。このひねりの運動は、くびれを作るうえで欠かせない腹斜筋を鍛えるのに欠かせない運動です。お腹周りのトレーニングといえば腹筋が定番ですが、一般的な腹筋だけでは腹斜筋は鍛えられません。ゴルフのスイングはひねった上半身を戻すツイスト運動を自然とするので、スイングをするだけでくびれを作るトレーニングになるのです。
また、スイングは全身を使って行います。特にお腹周りの腹横筋というインナーマッスルを鍛える効果があるため、腹斜筋だけでなくお腹痩せ効果も期待できます。インナーマッスルを鍛えれば全身の代謝がアップするので、痩せやすい身体作りにも効果的です。

■理由5. 楽しくダイエットができる
世の中にはいろいろなダイエット方法があります。今まで他のダイエットを試した経験があるという方も多いでしょう。他のダイエットをしたけれど挫折してしまった方のなかは、「楽しくないから続かなかった」という方もいるはずです。ダイエットはその方法が自分に合っていれば継続しやすいですが、楽しさを感じなければ継続するのが難しくなります。また楽しいと感じても体力を必要以上に消費してしまう運動では、続けるのも難しいでしょう。

ゴルフはスポーツとしても楽しめますし、激しい運動がないので疲れづらく楽しく継続できます。ラウンドなら自然を感じながら仲間と楽しめますし、打ちっぱなしはどこにでもあるので気が向いたときに通いやすいです。ゴルフは練習すればするほど結果もついてきますので、モチベーションも維持しやすくなります。今までダイエットが長続きしなかった方も、ゴルフなら楽しく続けられるかもしれませんよ。