1929年(昭和4)8月16日、日記に“Storm last night(昨夜、嵐)”と記したその日に津田梅子は亡くなりました。小平に女子英学塾新校舎が完成する2年前のことです。「できればこの地に眠りたい」と遺書にしたためていた津田梅子の遺志を継ぎ、小平の校地内に墓所が造られました。その許可を取り付けるには東京府(現東京都)との激しい折衝があったそう。現在の津田塾大学小平キャンパスの校舎から少し離れたグラウンドの奥、「Ume Tsuda」の墓碑銘が刻まれた石碑に、新五千円札の顔となる今後も多くの人が手を合わせるでしょう。
津田梅子墓所■所在地 東京都小平市津田町2-1-1津田塾大学小平キャンパス内
■アクセス 【電車】西武国分寺線「鷹の台」駅より徒歩約8分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは
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