甘くて瑞々しいぶどう。スーパーなどで並んでいるのぶどうの種類の多さにはこの時期驚きますが、世界にはなんと1万種類以上もの品種があり、日本の品種だけでもレアなものも含めて100種以上もあるそうです。品種改良によって、粒の大きさや風味などが異なる様々な品種が今も生まれ続けています。農林水産省の統計によると、令和2年度においての都道府県別のぶどうの収穫量割合は、山梨県が21%、長野県が 20%、山形県が9%となっており、この3県で全国の約5割を占めています。
《参考資料》
農林水産省 作物統計調査日本ぶどうの品質は海外でも高く評価され、輸出量は2014年からの2018年までの4年間で3倍近くに増えています。時代の変化によって、人気の品種も変わるようで、昔はデラウェアが一般的でしたが、その後、巨峰がシェアを誇り、現在は粒が大きく、種なしで皮ごと食べられる品種の人気が高まっているようです。特にシャインマスカットは、皮が薄い割には割れにくく、日持ちも良いということから生産者の間でも人気が高く、栽培面積を急速に増やしています。