エゾモモンガと同じく、北海道で冬眠しない“キュート系”のエゾリスは木の実を主食とするので、秋になると地面のあちこちに木の実を埋めて貯蔵し、それを冬の食糧とします。
一方、冬になると活動時間が極端に短くなるエゾモモンガは、越冬のためにドングリなどを大量に食べて皮下脂肪を増やします。そのため、体重は夏に比べると15~20%も重くなります。
体重が2割も増えるということは、人間に換算すると、60kgの人が12kg増えて、72kgになるということになります。秋のエゾモモンガは、さぞやプックリと太っていることでしょうね。
参考
帯広畜産大学:
エゾモモンガってどんな動物?知床博物館研究報告:
エゾモモンガが越冬期に利用した営巣木哺乳類科学:
エゾモモンガの生態