ウドとはまったく別な種類でウドノキという植物があります。こちらはウコギ科のウドと違ってオシロイバナ科の樹木です。小笠原諸島などに分布していて、高さは7~8mほどにもなりますが、樹木の中ではもっとも材質が軟らかく、腐りやすいといわれています。
ウドノキは葉の形がウコギ科のウドに似ていること、そして、ウドと同じように材質が軟らかくて役に立たないことから、「ウドノキ」と命名されたとか。ウドとはまったく関係がないのに、まるで“ウド”の仲間であるかのように扱われるなんて、植物の世界は奥が深いですね。
参考
『もっと からだにおいしい野菜の便利帳』高橋書店
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ウド、山うどレファレンス協同データベース:
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