囲碁の明確な起源は今のところ分かっておらず、中国、インド、チベットなど複数の説が伝えられています。しかし、中国の論語など、古い書物には囲碁に関する内容が書かれていたり、天文学者が囲碁を宇宙になぞらえて思考したり、占いの一つとして使われたり、皇帝が子供への教えに使ったという伝説もあるそうです。そして、一般には、戦略を立てたり、政治や人生に見立ててシミュレーションをするゲームのように広まっていったそうです。そして現在、囲碁の世界人口は推定で約4000万人、175人にひとりは囲碁のファンである言えるほど、世界ではメジャーなのです。また日本の教育の場では、約10年程前に東京大学が囲碁を正式な授業のひとつとして取り入れたのが先駆けとなり、今では多くの大学が囲碁を授業に取り入れています。日本棋院では2007年に、東北大学川島隆太教授に依頼した囲碁の効能に関する研究結果を発表しました。約1年3ヶ月に渡っての研究は囲碁を知らない小学校低学年30〜40名を対象に定期的な囲碁講座を実施し、講座開始時と三ヶ月後の講座終了後にテストを行うことで、思考力・短期記憶力・総合的な作業力が向上していることが認められたそうです。素晴らしいですね!
※参考:
◆日本棋院ホームページ