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    「風のケンカは雲のもと」なぜ春が近づくと雨が増えるのか?季節の変わり目に雨が降るメカニズムを気象予報士が解説

    テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「雨は春に近づくサイン」をテーマにお伝えします。

    えびの市「白鳥山」の絶景と異変

    まずは古山予報士が22日に訪れたという、えびの市の白鳥山(しらとりやま)の映像から。「二湖パノラマ展望台」からは、文字通り2つの湖を同時に見渡せる絶景が広がります。しかし、その中の一つ「六観音御池(ろっかんのんみいけ)」には、ある異変が起きていました。

    映像をよく見ると、池の周囲の浜辺が広く露出しているのが分かります。同行した方によると、いつもより池の水が少なく、雨不足の影響なのか…と、懸念されていました。こうした状況の中、25日以降には雨が予想されています。まさに「恵みの雨」となりそうです。

    なぜ春が近づくと雨が増えるのか? 

    25日から27日にかけて、そして3月2日の週にかけても雨の予報が出ています。

    そして実は、雨は「春に近づくサイン」となっているのだそうです。冬の間、晴天が続いていた宮崎で、なぜこの時期に雨が増えるのでしょうか。

    冬の間は「西高東低」の気圧配置となります。 

    大陸からの冷たい空気が雪雲を連れて流れ込み、日本海側では雪を降らせますが、山を越えた太平洋側の宮崎には乾いた風が吹き込みます。そのため、宮崎の冬は晴れの日が多くなるのが特徴です。

    しかし季節が進むと、南から暖かい春の空気(暖気)が押し上げてきます。ここで、居座ろうとする冬の冷たい空気と、新しくやってきた春の空気がぶつかり合い、「喧嘩」を始めます。

    古山予報士はこの状態を「風のケンカは雲のもと」と表現しました。この空気がぶつかり合う場所に「前線」が発生し、雨を降らせるのです。

    つまり、雨の日が増えるということは、それだけ南から春の空気が力強く押し寄せてきている証拠。25日の午前中や27日の午後には雨足が強まる時間帯もありますが、これは着実に春が近づいているサインと言えます。

    雨の日は外出が億劫になりがちですが、「春を連れてくる雨」だと思えば、少し明るい気持ちで過ごせそうですね。

    (テレビ宮崎)
     

    「風のケンカは雲のもと」なぜ春が近づくと雨が増えるのか?季節の変わり目に雨が降るメカニズムを気象予報士が解説

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