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    【衆院選】真冬の戦い 投票率全国1位の山形県は選挙準備に悪戦苦闘「泣きそう…」 大雪で有権者の投票行動にも影響か?

    36年ぶりに真冬の選挙となった、今回の衆議院議員総選挙。
    例年、2月は大雪に見舞われる地域もあるため、有権者の投票行動への影響が懸念されています。

    「サン!シャイン」は、国政選挙の投票率が6回連続で全国1位の山形県を取材。雪国の選挙準備と、奮闘する人々を追いました。

    雪で地面が凍結 準備に奮闘する人々

    寒波の影響で雪が降り続く鶴岡市。公示を前に、急ピッチで衆院選の準備が進められていました。

    取材スタッフ:
    雪の高さがゆうに1mを超えていますね。私の身長よりも高い…2mほどでしょうか、かなりの高さに雪が積もっています。

    まるで、壁のように高く積もった雪を背に、作業員たちが候補者のポスターを貼る掲示板を立てるために、地面にくいを打ち込もうとしますが、土の中が凍り付いているのか、まったく刺さりません。

    作業員:
    全部下が凍っているから…。

    先のとがった鉄の棒を使って地面の氷を割り、くいを刺すための「誘い穴」を作ってから、くいを差し込んでいきます。

    作業員:
    今回久しぶりだよな、雪降ったのは。一番天気の悪いときにこれ(掲示板の設置作業)がきた。

    ――冬は夏より大変?
    やっぱり雪よ、雪をどかすという仕事がないでしょう、夏は。(作業時間は)倍まではいかないけど1.5(倍)かかる。

    同じく山形・高畠町では、ポスター掲示板の設置場所が厚い雪に覆われていたため、作業員総出で雪かきを行っていました。

    スコップなどを使って、大人4人で周辺の雪をかき分けていきますが、なかなか地面は見えてきません。

    ――どれくらいまで掘るんですか?
    高畠町建設組合 組合長:

    1mくらい掘って…、(設置する?)そう。

    掲示板を立てるには、畳2枚分程度のスペースが必要なため、気の遠くなるような除雪作業が続きます。
    作業開始から13分、ようやく地面にたどり着き、掲示板が立てられるスペースも確保しましたが…。

    作業員:
    泣きそう…。

    作業員:
    いや、かたい…入らないんだよ全く。

    地面が凍り付いているのか、くいが刺さりません。試行錯誤を繰り返しながら、約20分かけて設置を完了することができました。

    この日は12人の作業員で、掲示板を123カ所に設置する予定でしたが、一部設置が間に合わず日をまたぐこととなりました。

    高畠町建設組合 組合長:
    1日で片方は終わったんですけども、片方のチームはちょっと距離も長いし、ちょっと残りました。また、明日します。(日をまたぐことは)今まではなかったんですけども、冬、大雪だったせいでちょっと残ってしまったみたいです。

    危険な雪道…投票にも影響か

    雪によって影響を受けるのは、選挙準備を行う人たちだけではありません。有権者にとっては、投票所の行き帰りで危険を伴う可能性があることも…。

    実際に投票所までの道を取材スタッフが歩いてみると、除雪はされているものの、道は凍りつき、油断をすると足を取られそうな危険な状態となっていました。

    山形県の有権者:
    夏の方がやっぱ気軽に行けるっていうか…。大雪で、除雪で疲れちゃうと、選挙に行く気力もなくなっちゃうんじゃないですかね。

    山形県の有権者:
    吹雪いてくると足元も全然見えなくなっちゃうんで、もう…選挙もちょっとどうしようかなと考えてしまいますよね。

    それでも大事な選挙に向けて、行政は懸命な準備に取り組み、有権者に投票を呼びかけています。

    鶴岡市選挙管理委員会事務局
    後藤春雄 事務局長:

    少しでも天気の良い日、条件が良い日を選んで、期日前投票などを利用して、投票にお越しいただきたいと思いますし、安全に注意されて、ぜひ投票に足を運んでいただきたい。
    (「サン!シャイン」 1月27日放送)

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