国内有数のカルスト台地が広がる北九州市の平尾台で、春の訪れを告げる「野焼き」が行われました。
小倉南区と周辺に広がる平尾台では、22日午前10時半すぎに野焼きが始まり、枯れ草に火が放たれると、オレンジ色の炎の帯が山肌を黒く焦がしていきました。
平尾台は、石灰岩が雨水に侵食されてできた国内有数のカルスト台地で、国の天然記念物に指定されています。
害虫の駆除や山火事の防止などを目的に行われる野焼きは、平尾台に春の訪れを告げる風物詩となっています。
22日は市の職員など約280人が参加し、消防車やヘリコプターが警戒にあたる中、約340ヘクタールを焼きました。
野焼きを終えた平尾台では今後、新緑が一斉に芽吹き、5月ごろには台地全体が緑のじゅうたんに覆われます。

