18日の未明は「しし座流星群」が極大に 太平洋側では広く晴れて観測のチャンス
18日は「しし座流星群」が極大に
「しし座流星群」は過去に多くの流星嵐が記録されていることで有名です。彗星の公転周期である約33年ごとに流星嵐のチャンスがあるとされ、2001年には日本でも1時間あたり1000個を超える流星が観察されました。
18日(火)の極大時刻は未明の3時頃と予測されていています。2003年以降は流星数がかなり少なくなっていますが、見晴らしの良い所では1時間に5個程度見ることができそうです。
新月の数日前にあたって月明かりの影響も少ないため、観測条件は良いとされています。
(参考:国立天文台、アストロアーツ)
各地の天気
日本海側は、観測にあいにくの天気となるでしょう。北海道と東北北部は平地も含めて雪が降りそうです。東北南部から近畿北部は広く雨で、標高の高い所では雪になるでしょう。山陰から九州北部も雨雲のかかる所がありそうです。
一方、太平洋側は広く晴れて、観測のチャンスになりそうです。当日は北風が強く、大気中の水蒸気が少ないとみられます。大気の透過率が高くなるため、きれいな星空を眺めることができそうです。ただ、北風が吹くことで冷え込みは強まります。場所によっては気温が5度を下回る所もありそうです。外で観測する際は、冬物のコートや手袋、マフラーを活用するなど、寒さ対策は万全に行うようにしましょう。
沖縄は曇りや雨となりそうです。
