11日は広範囲で雨 日本海側は平年の2倍以上の積雪 なだれや落雪のリスク高まる
太平洋側は今年一番のまとまった雨
24時間雨量の日最大値(13:20まで)は、静岡県伊豆市市山50.0ミリ、千葉県館山市で45・0ミリなど、今年一番のまとまった雨となりました。東京都心は5.0ミリと、1月2日(7.5ミリ)以来の5ミリ以上となりましたが、カラカラ空気を潤すほどのまとまった雨にはなりませんでした。
関東など太平洋側の雨は、午後は次第に止んできますが、西日本・東日本の日本海側では明日12日(木)朝にかけて雨や湿った雪が降るでしょう。北日本の日本海側では再び湿った雪となるため、路面状況の悪化に注意が必要です。
平年の2倍以上の積雪 なだれ・落雪に注意
11日(水:祝)正午現在、東北の日本海側~中国地方にかけて「なだれ注意報」が発表されています。中国地方や近畿地方では、今後数日間はなだれが一層起きやすいとして「なだれに関する気象情報」が発表されています。
雪下ろし中の事故が増えています。安全装備を万全にし、作業は2人以上で携帯電話を身に着け、無理はしないよう十分に注意しましょう。
急な雪解け注意点は?
① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

