11月1日は北日本で台風並みの暴風 2日と3日も日本海側は荒天の恐れ 3連休天気
11月のスタートは北日本に爆弾低気圧接近 台風並みの暴風に
【11月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】
北海道地方 28メートル (40メートル)
東北地方 28メートル (40メートル)
関東地方 23メートル (35メートル)
【11月1日に予想される波の高さ】
北海道地方 7メートル うねりを伴う
東北地方 7メートル うねりを伴う
関東地方 5メートル うねりを伴う
【10月31日午後6時から11月1日午後6時までに予想される24時間降水量】
いずれも多い所で
北海道地方 150ミリ
東北地方 150ミリ
関東地方 150ミリ
※10月31日 午後5時追記
北日本では暴風や高波のほか、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒して下さい。また、北海道地方では高潮による低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。また、関東地方では高波に十分注意して下さい。
北陸から九州北部の日本海側は広く雨が降り、所々でカミナリを伴うでしょう。関東甲信から九州南部にかけての太平洋側と沖縄は、青空が広がる見込みです。
2日と3日も日本海側で落雷・突風・ひょうの恐れ 太平洋側は晴れるが北風が強まる
2日(日)は日本海に寒気を伴った低気圧が進むでしょう。そのため、北海道から山陰にかけての日本海側で雨が降りそうです。低気圧は上空にこの時期としては強い寒気を伴うため、大気の状態が不安定になるでしょう。
北海道から山陰にかけての日本海側は、落雷や竜巻などの激しい突風のほか、ひょうや、あられが降ってくる所がありそうです。ビニールハウスをはじめとする農業施設や車、家屋などに被害を及ぼす恐れがあります。天気の急変に注意して下さい。
3日(月・文化の日)は低気圧が北海道の東に離れるでしょう。一方、大陸から日本列島に高気圧が張り出して、西高東低の気圧配置になりそうです。
北海道から北陸にかけての日本海側は雨が降り、高い山では雪が降る所もあるでしょう。東北では、太平洋側でも雨雲の流れ込む所がありそうです。
関東から九州にかけてと沖縄は、おおむね晴れるでしょう。ただ、冷たくて乾いた北風が強まるため、晴れていても空気が冷たくなりそうです。特に日が暮れてからは気温が急降下して、東海から九州では10℃を下回る所もあるでしょう。暖かい服装でお過ごし下さい。
ひょうの被害と対策
① ひょうが人へ当たると、ケガをしてしまいます。また、屋外に駐車した車に、ひょうが落ちてくると、傷がついてしまいます。ひょうが降ってきたら、頑丈な屋根のある建物の中へ避難しましょう。
② 家の窓ガラスに、ひょうが当たると、ガラスが割れてしまいますので、雨戸やシャッターがあれば閉めておくのがおすすめです。雨戸やシャッターがなければ、カーテンを引いておくだけでも、割れたガラスが室内に飛び散るのを、少しでも防ぐことができます。
③ 農作物は、事前に網で覆うと、ひょうが直接当たることを防ぐことができます。網は、なるべく目の細かい物を使用してください。また、ひょうが網の上にたまると、その重みで、網が破けることもありますので、網をしっかり取り付けることが大切です。
