20日と21日は12月として異例の高温 でも体感温度は大きく変わりそう 関東週間
今週末は季節逆戻りの高温に
20日(土)も昼頃まで日差しが届きますが、天気はゆっくり下り坂です。次第に雲が増えて夜は雨が降りだすでしょう。この雨は22日(月)の朝にかけて降ったりやんだりする見込みです。23日(火)には広く晴れますが、寒気の影響で関東北部は雪がちらつく所もありそうです。
最低気温と最高気温は、19日(金)にかけて広く平年並みとなるでしょう。朝晩は冷え込み、昼間も日差しの当たりにくい場所では空気が冷たく感じられそうです。
20日(土)の昼間はとても暖かくなり、最高気温は11月上旬並みまで上がる所もあるでしょう。21日(日)は雨が降りますが、気温は一日を通して平年より高くなります。22日(月)になるとこの時期らしい寒さが戻ってきそうです。
12月にしては高温の週末2日間 でも体感はガラッと変わりそう
今週末の予想天気図を見ますと、20日(土)は本州を覆う高気圧が次第に東に移る見込みです。一方で、日本海には寒冷前線がのびるでしょう。関東は日本海にのびる前線に向かって吹き込む南風の影響を受ける見込みです。
そのため20日(土)は、昼頃まで届く日差しだけでなく南風の影響も受けるため暖かくなりそうです。
21日(日)は日本海にのびていた寒冷前線が日本列島を通過します。前線が通過したあとは不明瞭ではありますが冬型の気圧配置に変わり、北風が強まる見込みです。そのため21日(日)は、雨に加えて北風の影響で体感温度が下がることが予想できます。
今週末の2日間はいずれも気温が平年を上回る見込みですが、体感温度は正反対になりそうです。自身の体調や体感に合わせた服装を選んでお過ごし下さい。
気温と服装の目安
20日(土)は最高気温が15℃を超える所が多くなるため、セーターやカーディガンで過ごすことが出来るでしょう。
21日(日)は気温だけで判断するとセーターだけでも過ごすことが出来るように思いますが、雨と北風の影響を受けるためセーターの上に薄手のコートを羽織るくらいでちょうどいいでしょう。前線が通過したあとは冷たい風をブロックできるマフラーや手袋も活躍するかもしれません。
なお、上の表はあくまでも目安です。体感温度は個人差があることを踏まえたうえで参考にしてみて下さい。
