18日~19日の近畿は山地で雪 うっすら積雪のおそれも 交通への影響に注意
ぽかぽか陽気から一転、明日18日は一気に冬の寒さに
近畿地方では、今日17日の昼間は晴れて気温が20℃を超えた所が多くなりましたが、明日18日は冬の空気にがらりと入れ替わるでしょう。
明日18日~19日 山では雪が降り、積雪のおそれ 雪や寒さへの対策を
明日18日から19日(水)にかけては、近畿の北部を中心に断続的に雨が降り、雷を伴って雨脚の強まる所があるでしょう。寒気の流れ込みが強まる、18日の午後~19日は、中国山地や紀伊山地など標高の高い山を中心に雪が降る見込みです。中国山地や紀伊山地ではうっすら積雪するおそれもあります。積雪や路面の凍結による交通への影響に注意をしてください。
近畿の中部と南部は明日18日以降も日差しが届きますが、時折低い雲が垂れ込めて、通り雨の所があるでしょう。
18日は冷たい季節風が吹き付け、実際の気温よりも寒く感じられそうです。厚手のコートやマフラーなど風を通しにくい服装を心がけてください。19日(水)は日中も10℃を少し超えるくらいの所が多くなるでしょう。20日(木)の朝は、放射冷却が強まり、京都市で3℃、奈良市や大津市で2℃など市街地でも今シーズン初めて霜が降りるほどの冷え込みになる見込みです。空気も乾燥しやすくなるため、加湿も意識して体調を崩さないようお気をつけください。
路面の凍結に注意が必要な場所とは?
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
