3連休最終日24日は関東~九州20℃前後でポカポカ 連休明けは荒天のち黄砂に注意
3連休最終日の明日24日(月・振替休日)は、太平洋側ほど晴れて関東~九州は最高気温が20℃前後まで上がり、日中は上着なしで過ごせるでしょう。ただ、連休明け25日(火)は広い範囲で雨となり、雨の後は黄砂に注意が必要です。
連休最終日24日(月・振替休日) 季節外れの暖かさの所も
明日24日(月・振替休日)は、関東など太平洋側ほど晴れて、最高気温は関東~九州で20℃前後まで上がる見込みです。今日23日(日・勤労感謝の日)は雲が多くヒンヤリだった東京都心も、最高気温19℃(平年約15℃)と10月下旬並みの予想です。福岡など20℃以上と、日中は上着なしで過ごせる所もあるでしょう。
北陸など日本海側ほど雲が多く雨の所がありますが、北日本まで暖気が入るため気温は高めです。金沢18℃(平年約14℃)、仙台17℃(平年約12℃)、札幌12℃(平年約7℃)などとなっています。
朝晩と日中の気温差が10℃以上と大きくなります。気温5℃で洋服1枚分違うため、重ね着など服装でうまく調節しましょう。
3連休明けは広く雨 警報級の暴風のおそれ
連休明けの25日(火)は、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を東進、また別の低気圧が本州の南岸を東進する見込みです。西日本や東日本は雨や風が強まるでしょう。26日(水)は次第に冬型の気圧配置となり、北陸から北日本を中心に荒れた天気となるでしょう。秋田や山形など東北の日本海側では警報級の暴風となるおそれがあるため、最新の情報をこまめに確認して下さい。
雨のあとは黄砂に注意
連休明けの25日(火)~26日(水)にかけて、低気圧や前線が通過したあとは、大陸から黄砂が飛来する予想です。黄砂は3月~5月の春先にかけて飛来することが多いですが、秋にもたまに飛来することがあります。特に、25日(火)の午後は、西日本で車や洗濯物が汚れる濃度の黄砂が予想され、視程が悪くなる可能性があるため注意が必要です。
黄砂の健康への影響を予防するには
黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。
① 日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。