2026年「初日の出」 太平洋側でチャンスあり 防寒対策は万全に
元旦の天気は?
北海道の東部や関東から九州南部にかけての太平洋側は「よく見える」ところが多いでしょう。東北の太平洋側は雲が多めですが、雲の切れ間からみられるチャンスはあります。
一方、日本海側は北海道から北陸まで雪が降り、近畿北部や山陰、九州北部も雲が多く、初日の出を見るにはあいにくの天気となりそうです。
なお、山では悪天候が予想され、ご来光を見るために登山をするのは危険です。「初日の出」登山は、無理をしないでください。
元旦は北風で厳しい寒さ 北海道は今シーズン一番の冷え込みも
さらに全国的に冷たい北風が吹いて、この気温の数字以上に寒く感じられます。初日の出を見に行かれる予定の方は、暖かいコートやマフラー、手袋など万全の寒さ対策をして楽しんでください。
「初日の出」時刻は?
なお、日本の領土で最も早く「初日の出」となるのは、南鳥島の5時27分ですが、人は定住していません。人が住んでいる場所で最も早い「初日の出」は、小笠原諸島の父島の夜明山で6時17分となります。
島を除いて、北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのは富士山の山頂(標高3776メートル)で6時42分です。標高が高い場所では平地より、日の出が早くなるため、東にある標高の低い場所よりも、初日の出を先に見ることができます。
北海道・本州、四国、九州の平地で最も早く「初日の出」となるのは、千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)で6時46分です。日本の領土で「初日の出」が一番遅いのは、日本最西端にある沖縄県の与那国島で7時32分です。
