北陸は早咲きの紅冬至と雪のコラボ 年始にかけて寒波到来か ヒートショックにも注意
2025年 12月迄の降雪状況
北陸4県の中では東部の新潟県の山沿いが相対的に多くなっていますが、それでも湯沢で75%、守門で71%、津南で70%など80%未満にとどまっています。
26日~27日にかけて、一時的に冬型の気圧配置が強まり、北陸西部でも山間部や山地を中心に降雪はありましたが、珠洲、七尾、敦賀では未だにゼロ%となっています。
平年比を見る際は、分母の数値(計算の基準値)の違いで、見え方が大きく変わることもあり、必ず確認するようにして下さい。
2026年 新春寒波到来
寒色系の領域は気圧が低く、寒気が流れ込みやすい気温が低い領域に対応しています。従って、この後年始にかけてしばらくの間は、緑の楕円で囲んだ本州付近の領域は、寒気の影響を受けやすくなる可能性があることを示しています。
現時点では、寒気は強弱を付けながら、断続的に流れ込む予想となっています。昨冬2025年の2月のように強烈な寒気が長期に渡って本州付近に居座る傾向は無さそうです。
ただ、そこそこの寒気レベルでも、風の影響によるJPCZなどの挙動によっては、平地でも局地的に大雪となり、日常生活に大きな影響が及ぶ可能性もあるのです。年末年始の帰省のUターンの時期と重なる懸念もあり、今後の情報には十分注意して下さい。
ヒートショックによる65歳以上の死亡者数 交通事故の3倍も
北陸の冬は、「屋内と屋外」「屋内でもリビングとその他の部屋」とで気温差が大きくなります。入浴時においても、脱衣所や浴室とお湯の温度差は大きくなり、ヒートショックのリスクが大きくなります。雪見露天風呂などは風情があり、究極の癒やしになりそうですが、この時期は最もリスクの高い入浴方法の一つでもあります。
政府広報オンラインによる、厚生労働省人口動態統計(令和5年)によると、65歳以上の浴槽内での不慮の溺死及び溺水(≒ヒートショックによる死亡者数)は6541人、その一方、交通事故死亡者数は2116人となっています。65歳以上のヒートショックによる死亡者数は、交通事故の3倍以上となり、まさに屋外よりも自宅内の方が危険とも言える状況になっているのです。
冬場の入浴時にこそ、寒暖差や気温差に十分注意して、温度の差を小さくする工夫をするようにしていきましょう。
