今日20日の「水戸の初雪」は自動観測で発表 降水・気温・湿度のデータから判別
水戸で初雪 自動観測による発表
この「初雪」の観測は、かつてのように人が目視で確認したものではありません。東京をのぞく関東甲信の気象台(水戸・宇都宮・前橋・熊谷・銚子・横浜・甲府・長野)では、天気や大気現象、視程の観測が2019年2月1日より自動化されており、初雪も降水と気温や湿度から自動的に判別して発表されています。 なお、初雪は「みぞれ(雨と雪が混在して降る降水)」でも発表されます。
20日の関東地方は明け方から朝にかけて沿岸部に雨雲がかかり、水戸では気温が3℃台、湿度は80%前後という条件の中で降水があり、「初雪」として観測されました。
自動化に基づく平年値 目視観測に比べ早い
※自動観測に基づく平年値(目視観測に基づく平年値)
長野 11月17日 (11月21日)
宇都宮 12月15日 (12月18日)
前橋 12月10日 (12月15日)
熊谷 12月19日 (12月29日)
水戸 12月20日 (12月31日)
甲府 12月10日 (12月24日)
銚子 1月6日 (1月17日)
横浜 12月13日 (1月7日)
このように、かつての目視観測に比べて、自動観測では早い時期の初雪となる傾向があります。
