関東 来週も30℃の真夏日予想 この先1か月も気温が高く季節の進みはゆっくり
向こう1か月も気温は「高い」 10年に一度レベルの高温予想
特に今月中旬にかけては、気温がかなり高くなると予想されていて、気象庁は、関東甲信を含む広い範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
高温に関する早期天候情報は、その地域で、その時期としては、10年に一度程度しか起きないような著しい高温となる可能性がいつもより高まっているときに発表されるもので、農作物の管理などに注意が必要です。
来週半ばまでは各地で夏日 30℃の真夏日も
日本付近は引き続き暖かい空気に覆われ、最高気温は25℃~28℃くらいの日がほとんどでしょう。平年より3℃前後高く、特に6日(月)は内陸では30℃と、真夏日になる所がありそうです。
最低気温も平年より高い日が続きますが、朝晩は北部や内陸を中心に20℃を下回り、日中との気温差が大きくなります。体調管理に注意してお過ごしください。
来週後半 季節はゆっくりと前進
今年は太平洋高気圧が東に退くのが遅く、関東で本格的な秋雨シーズンを迎えるのはまだ先とみられますが、これからの季節、関東では一年のうちで降水量が最も多くなります。秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むと、一回に降る雨の量が多くなったり、長雨によって総降水量が多くなったりして、土砂災害などの大雨災害が発生するおそれがあります。
秋雨シーズンの前に、避難経路の確認や、非常用持ち出し袋を用意しておくなど、大雨への備えを進めておいてください。
気温は平年と比べると高いものの、日中でも25℃に届かなくなり、季節はゆっくりと前進しそうです。最高気温は22℃~23℃前後で、冷たい風が吹くと、日中でも空気がヒンヤリとするでしょう。日々の気象情報では、天気だけでなく、気温も確認するようにしてください。
気温と服装の目安
25℃に届かない気温だと、長袖シャツがちょうどよいくらいで、20℃に届かないとカーディガンなど羽織るものが欲しくなります。
また、気温だけでなく風によっても暑さ・寒さの感じ方が変化します。一般に風速が1メートル増すと、体感温度は1℃下がると言われています。
これらを参考に、服装で上手に調節し、体調を崩さないよう気をつけてお過ごしください。
