土日は太平洋側で大雨の恐れ 27日~28日は北海道の平地でも積雪 木枯らし1号も
土日は太平洋側で大雨のおそれ
明後日26日(日)は、日本の南の前線上に低気圧が発生し、東に進む見込みです。また、別の低気圧が日本海を進む見通しです。北日本や東日本を中心に雨が降り、低気圧が通過するタイミングで雨脚が強まるでしょう。西日本でも所々で雨が降りそうです。
東日本・西日本の太平洋側を中心に雨の量が多くなり、警報級の大雨となるおそれがあります。
明日25日(土)午前0時から27日(月)午前0時までの48時間予想降水量は、紀伊半島周辺や関東の沿岸、伊豆諸島で100ミリを超える所がありそうです。
また、種子島・屋久島地方でも、明日25日(土)午後6時までの24時間に、多い所で150ミリ、奄美地方では100ミリの雨が予想されています。
東日本・西日本では明日25日(土)と明後日26日(日)、北日本では明後日26日(日)は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒してください。
27日~28日は北海道の平地でも積雪か
北海道付近では等圧線が込み合い、風が強まって荒れた天気となりそうです。北海道では27日(月)から28日(火)にかけて、警報級の暴風や高波となる可能性があります。
また、東北南部まで上空約1500メートルで0℃以下の寒気が流れ込むため、東北でも標高の高い山では雪となるでしょう。峠道の運転の際は、冬用タイヤなどの装備が必要です。
一方、東日本や西日本は太平洋側を中心に晴れますが、北よりの風が強く吹くでしょう。東京地方や近畿地方では「木枯らし1号」となる可能性があります。日中の気温は20℃前後の所が多い見込みですが、北風の影響で空気が冷たく感じられそうです。日中でも上着が活躍するでしょう。
