今日22日は東海や近畿で40℃に迫る酷暑 都心は8月後半で初の5日連続猛暑日か?
東海や近畿では40℃に迫る酷暑 都心は記録的な暑さか?
午後はさらに気温が上昇するでしょう。予想最高気温は、名古屋市や岐阜市、京都市で38℃と40℃に迫る酷暑となる見通しです。前橋市や福井市、大阪市、奈良市、鳥取市は37℃、熊谷市、甲府市、岡山市、山口市で36℃の予想です。東京都心も35℃の予想で、35℃以上になると今月18日から5日連続で35℃以上の猛暑日となります。8月に5日以上続けて猛暑日になったのは2015年(1日~7日)と2025年(2日~6日)の2回しかなく、8月後半(16日以降)に猛暑日が5日以上続くのは、統計開始以来初の記録的な暑さとなります。
暑さが長く続き体力も落ちているころです。今まで行ってきた熱中症対策はもちろんですが、疲れも溜まっていることを考慮して、エアコンの設定温度を見直すなど、この長く続く猛烈な暑さを乗り切ってください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
