今日6日は静岡で39.6℃ 東京都心36.8℃と今年最高 記録的高温が続出か
朝から高温 昼前にすでに35℃以上の猛暑日が続出 静岡は39℃台
高温となった大地は日が暮れてから今朝にかけてもなかなか冷めず、今朝の最低気温は大阪市や熊谷市で29.7℃、横浜市で29.5℃など、29℃台だった地点が多くあります。
朝から気温が高いうえに強い日差しなどの影響で、今日もハイペースで気温が上がっています。午前11時半までの最高気温は、静岡市で39.6℃、徳島県美馬市(穴吹)で39.5℃と、すでに40℃に迫っています。兵庫県洲本市は38.0℃と観測史上1位の記録を更新しました。
昨日、同日に史上最多の計14地点で40℃以上を観測した関東でも、神奈川県海老名市で38.9℃など、38℃を超えている所があります。東京都心は36.8℃と、すでに今年一番の暑さとなっています。
40℃に迫る危険な暑さに警戒 記録的な高温も
予想最高気温は関東甲信や東海から九州で36℃前後で、午後は40℃に迫る地点が続々と増えるでしょう。観測史上1位の高温を記録するなど、まさに記録的な暑さとなる所もありそうです。
熱中症警戒アラートが沖縄から関東と岩手県に発表されています。危険な暑さが長い時間続きますので、積極的な対策が必要です。外出はできるだけ控え、エアコンの効いた涼しい場所で、暑さを避けてお過ごしください。また、高齢者や子ども、持病のある方など熱中症のリスクが高い方には、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など声かけをしましょう。
熱中症の症状とは?
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。
