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    この先も北海道・三陸沖での地震に注意 最新情報

    12月8日23時15分頃、青森県で最大震度6強を観測しました。また、過去の事例から日本海溝・千島海溝沿いでは、先発地震の後に巨大地震が発生することがあるため、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。必ず後発の大規模地震が発生するとは限らず、避難が求められるわけではありませんが、日頃からの地震への備えを再確認しましょう。

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    「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表

    過去の事例から日本海溝・千島海溝沿いでは、先発地震の後に巨大地震が発生することがあるため、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。

    日本海溝・千島海溝沿いで巨大地震が発生した場合は、北海道から千葉県にかけての広い範囲で著しい災害が生じるおそれがあります。
    特に沿岸部では津波による甚大な被害が生じる可能性があります。大きな被害が見込まれる地域では、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震に備える必要があります。

    ●後発地震の発生可能性は、世界的事例を踏まえても百回に1回程度で、1週間のうちに必ず後発の大規模地震が発生するとは限りません。

    ●地震発生後1週間は、後発地震に備えた防災対応を呼びかけられますが、事前避難が求められるものではありません。また、1週間経てば、後発地震が発生する可能性がなくなるわけではありませんので、引き続き、地震の発生に注意が必要です。

    ●この情報の発表がないまま、突発的に巨大地震が発生することもあるため、日頃から地震への備えを行っておくことが大切です。

    日頃の地震の備えを再確認

    地震から命を守るために、日頃からできる備えを確認していきましょう。

    ■家具の転倒防止
    家具は転倒防止器具で固定しましょう。また、子供や高齢者の部屋、寝室の出入り口付近に背の高い家具を置かないようにすることも大切です。

    ■ガラスの飛散防止
    窓ガラスやガラスの扉には、飛散防止フィルムを貼るようにしましょう。

    ■ローリングストックで備蓄準備
    普段から食べているものを備蓄に活かすようにしましょう。この方法をローリングストックと言います。

    ■家族で話し合う
    家族内で避難場所や避難時の安否連絡方法を確認しておきましょう。

    非常時に必要なものは日頃から備蓄しておく

    いざという時に必要になりそうなものは日頃からストックするようにしましょう。食べ物は、賞味期限の近いものから食べていき、食べた分を補充するようにしましょう。
    また、避難時にはスニーカーなど底が厚めで歩きやすいものが安全です。被災時にもすぐに取り出せるところに準備しておくようにしてください。

    再び大きな揺れを感じたら

    大きな家具から離れたテーブルや丈夫な机の下に潜り、頭をしっかり守りましょう。
    火を使用している場合は、可能であれば火を消してください。避難経路を確保するため、近くの扉は開けておきましょう。
    屋外にいる場合は、ブロック塀や看板など倒れたり落下したりするものから離れ、カバンなどで頭を守るようにしましょう。
    エレベーターに乗っている場合は、すべての階のボタンを押してください。閉じ込められることを防げる可能性があります。

    揺れが収まったら

    火を使用していた場合は、火を消してください。万が一に備えてガスの元栓も締めるようにしましょう。
    ストーブなどの暖房器具が火災の原因になることがあります。電源を落とし、コンセントやガスの元栓から抜いておきましょう。

    家や職場の近くに山や崖がある場合は、地震の影響で地盤が緩み、土砂災害を引き起こす可能性があります。急斜面とは反対側に移動し、不安な場合は避難を検討してください。

    ガラスなどが落下して破損している場合は、足をケガしないよう慎重に行動してください。スリッパや靴を履いて行動すると安全です。
    家具などの下敷きになるなど、身動きが取れなくなった場合は、大きな声で助けを求めてください。救出する側になった場合は、なるべく一人で助け出そうとせず、一人でも多くの人と協力しましょう。

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