3日夜から4日は九州の太平洋側で大雨のおそれ 九州のすぐ南海上で台風発生へ
今夜(3日)までに九州のすぐ南海上で台風が発生し、明日4日にかけて奄美地方や九州南部に接近する見込みです。九州の太平洋側は、明日4日にかけて大雨のおそれがありますので、ご注意下さい。
3日は局地的に激しい雨と猛暑
今日3日は熱帯低気圧が大東島の南海上を北上しており、九州の南東の海上から本州の南海上は熱帯低気圧や高気圧周辺の湿った空気の影響で、発達した雨雲が連なっています。
今日3日の九州は熱帯低気圧の北上に伴い、暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、大気の状態が非常に不安定です。晴れる所が多いですが、午後は雷雲が発生しやすい見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な激しい雨にご注意下さい。宮崎県など九州の太平洋側は、次第に雲が増え、夜はさら雨が降りやすくなるでしょう。
また、この時季としては暑さが大変厳しく、九州北部は最高気温が35℃以上の猛暑日の所が多く、佐賀市や熊本市、大分県日田市は37℃まで上がる見込みです。運動会の練習など、熱中症に厳重に警戒して下さい。
まもなく台風発生へ
今日3日午前9時現在、熱帯低気圧が南大東島の南南東の海上を北上しています。今夜(3日)には奄美のすぐ東の海上で台風に発達する可能性があります。そして、明日4日はさらに北上し、九州南部付近に接近するおそれがあります。その後、5日(金)は本州付近を東に進み、6日(土)は日本の東海上で温帯低気圧に変わる見込みです。
九州南部や大分県の沿岸海上は、今日3日からうねりが入り、次第に波がやや高くなります。明日4日、九州は東より風が強まり、海上は波が高くなる所が多くなります。強風や高波にもご注意下さい。
こまめに最新の気象情報を確認しましょう。