このあと太平洋高気圧は北への張り出しを更に強め、前線は日本海に停滞しやすくなる見込みです。北陸地方には太平洋高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。停滞する前線に伴う大雨やゲリラ雷雨には十分注意が必要な時期となります。
北陸地方で特に注意が必要なのは
①東西方向にのびる前線が北陸付近に停滞する、または、ゆっくり南下しながら通過する場合。
②高気圧の中心が日本の南や東の海上にあり、北陸地方には高気圧の縁に沿って暖湿気が流入しやすい場合。
③前線の近傍を台風や熱帯低気圧が進み、前線に向かって強い暖湿気が供給されやすい場合。
等となっており、このような予想天気図の場合には注意が必要です。但し、前線の南北位置の予想は難しく、天気や降水エリアが直前の予想で大きく変わることがしばしばあります。それに伴い最高気温も予想と大きく変わることがあり、常に最新の
予想天気図や
天気予報の確認をして下さい。
もう一つは、梅雨明け速報の発表があった場合の注意点です。
梅雨明けの速報発表は経済を動かすトリガーとなるでしょう。
但し、これはあくまで速報値であり梅雨明けの確定値は、事後に精査されて9月頭に改めて発表されることになっています。2021年の事例のように、北陸で大雨となりやすいのは、梅雨の期間だけではありません。「梅雨明け速報発表≠大雨の季節の終わり」を忘れないで頂きたいということです。